美容室の『おもてなし』はどこまでが正解?お客様の言うことを聞きまくるだけではおもてなしではない!

『お客様は神様』この教えは本当に必要か?それは『おもてなし』?

接客業をしたことがある人なら一度は耳にしたことがあるワードだと思う『お客様は神様』という何と無く納得してしまうような決まり文句を。働き出して一年目の時はなんでも吸収して、その言葉もそのままの意味で受け止めていました。お客様は神様だからなんでもしてあげて、お客様の言うことは絶対!みたいな感じで思っていました。

お客様が『髪を明るくしたいです』と言ったら、『はい、かしこまりました』という流れだったり、『時間に遅れます』とか『途中でやっぱり違うスタイルにしたい』とか色々なケースがあると思いますが、その全てをかなえるべきなのだとなんの疑いもなく思っていました。

多くの美容師さんはそう思っているのではないでしょうか?

確かに叶えられることならば叶えたいですが、そうすることで多少なりとも担当者かお客様に無理が出てしまったりするのであれば、そこまでして叶えなければいけないことなのでしょうか?

本当の『おもてなし』とは一体なんなのか?

世の中の接客業には色々な仕事がありますが、美容室の接客に置き換えると、お客様の言うことを全て叶えることが最高のおもてなしというわけではないと思います。

その人のことを真剣に考えて、その人がもっと綺麗になる方法を提案したり、希望を聞きつつもプラスαの付加価値を付けれることこそが本当の『おもてなし』ではないかと思います。なんでも「はい、かしこまりました」と言い、お客様の言うことを聞き無難に仕事をすることは簡単だし、安全でもあると思います。しかしお客様は髪の毛のことについては素人なので、より髪に詳しい美容師としてはワンランク上のヘアスタイルを提案することこそが仕事ではないでしょうか?

それになんでも言うことを聞くことによって、安全とは言いましたが、失敗することも多々あると思います。お客様の言うことさえ聞いてればいいと思ってしまうと、そのお客様の最善はなんなのかということを考えなくなってしまうので、悪くはないけど良い美容師さんとまではいかないのです。

よりお客様を大切にするのであれば、より最善のヘアスタイルを提供することが美容師としての仕事であるので、ただのイエスマンにならないことも美容師として生きていく上で大切なことなのではないでしょうか?

『お客様に対して考えることをやめてはいけない』

目の前のお客様に対して美容師として何ができるのか?といことを本気で考えていかないといけないと思います。これはベテランであれデビュー直後であれ、髪のプロである以上考えることをやめてはいけないのです。

お客様にしてみたらベテランとかデビュー直後だとかは、さほど気にしてはないのではないでしょうか?どちらかと言うと気にしているのは美容師側だと思います。それよりもお客様にとっては「自分に対してどのくらい考えてくれるのか?」「どのくらい自分のことをわかってくれるのか?」といった内面的なところの方が、実は気になっているのではないでしょうか。

このお客様目線と美容師目線のズレだったりに気づくことは大切で、長く働けば働くほど見えているようで見えなくなってしまうので、定期的に気をつけないといけないです。

今後、よりより接客を目指していく上では、一度冷静に振り返り、お客様目線に立つことも何か新しい見方ができるようになるコツかもしれませんね!

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